とうとう秋になり、天体観測シーズンが訪れた。夏場にも観測できない訳ではないが、今年の夏は夜間に雲が出る事が多く、久々に晴れたとしても、余りの酷暑、湿気の為に望遠鏡を通すと衛星、惑星が揺らいでしまうという現象が発生し、写真に収めてもろくなものでなかった。
 
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今週に何度か月の画像を掲載したが、撮影時に使用した天体望遠鏡は、右の画像のような安物の望遠鏡である。ちなみにこれ、\5,250でした。しかも、Yahoo!のポイントで購入しているので、ほぼ、ただ。
 
しかし、なかなか使える奴で、直視であれば、月のみならず、木星とその衛星(カリレオ衛星)もしっかりと見える。
 
そのた、星団等も細かくなってしまうが、しっかりと見える安物の優れものだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 2そして、天体画像を得る為に使用するデジカメ。SonyのDSC-F505という10年位前の既に化石機だ。
 
フォーカスは中央のみだが、これが幸いして、なかなか使いやすい物だ。最近のデジカメでは、どうしても周りの光も拾ってしまい、きれいな画像が得られない。しかし、もう売ってないので、これが壊れたらどうしようという不安もある。
 
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そして、デアの読者プレゼントで頂いた望遠鏡。口径は上記の安物望遠鏡と一緒であるが、Vixen製という事で期待していたが、裏切られた。
 
以前に月を見ようと操作していたところ、三脚にハンドルが無い為に非常に使いにくい。そして、通常の三脚にはのせられないと少し痛い仕様だ。
 
どうにか、月に合わせ、ピントをあわせようとするも、どうにも合わせられない。意外に使いにくい物で残念。
 
しかし、先日、デアの天体模型で知り合ったいちまさんがこの望遠鏡を使用してきれいな月の画像を得ていた(トラバ参照)。
 
もう少し、訓練を続けようと気を私に起こしてくれた。
ありがとう、いちまさん。
 
 
 
 
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しかし、この望遠鏡でもメリットはあって、スリープのサイズの関係で、以前に購入したNexImageがそのまま、何の加工もせずに取り付けられる。
 
安物望遠鏡では、スリープのサイズが合わずに無理やり使用していた感じだ。何とセロハンテープでとめていた(http://blogs.yahoo.co.jp/vigies2005/58936664.html参照)。
 
これは、私にとっては凄いメリットであり、この望遠鏡を使いこなす意義が出てくる。
 
安物望遠鏡で、天体画像を得て、読プレ望遠鏡で天体動画を得る事ができる。
 
 
 
 
しかし、よく観察するとこの読プレ望遠鏡・・・。すごく痛いデメリットがあるような気がする。
イメージ 5イメージ 6
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
左側が、安物、右側が読プレなのですが、どうみても読プレの方が内部の仕切りの穴が小さい。
鏡筒が読プレの方が長いせいもあるかもしれないが、如何せん小さすぎるような気がする。これでは、口径を最大限に利用できていない可能性がある。
それに読プレにはコンパスが付いているが、その部位から光が鏡筒内に入ってきてしまっている。
 
少し加工を施せば、この読プレも使用し易い望遠鏡に変身するかもしれない。