昨日は、国立西洋美術館で開催中の「手の痕跡 国立西洋美術館所蔵作品を中心としたロダンとブールデルの彫刻と素描」、「Fun with Collection 2012 彫刻の魅力を探る」、「マックス・クリンガーの連作版画――尖筆による夢のシークエンス」と三井記念美術館で開催中の「ゆくとし くるとし ―茶道具と円山派の絵画―」を訪問しました。
さすがに一日に2つの美術展を訪問すると疲弊度も高くなるようでかなり疲れました。
 
イメージ 1まずは、西洋美術館で開催されている、
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「手の痕跡 国立西洋美術館所蔵作品を中心としたロダンとブールデルの彫刻と素描」、「Fun with Collection 2012 彫刻の魅力を探る」、「マックス・クリンガーの連作版画――尖筆による夢のシークエンス」についての訪問記をアップしようと思います。
 
イメージ 3今回の美術展「手の痕跡 国立西洋美術館所蔵作品を中心としたロダンとブールデルの彫刻と素描」は、その名の通り彫刻の展示が主となります。素描もあります。
 
ロダンと言えば、その代表作は何と言っても「考える人」。ですが、その他、多々の彫刻、特に第2章の「肖像、頭部彫刻」で展示されていた彫刻は、じっと見ていると話し出すのはないかと思われる出来栄えでした。本当に忠実に再現されていました。
 
私の中のこの美術展のすばらしき一品は、「国の護り(武器をとれ)[拡大作]」です。そのすばらしき出来と力強さと感じさせる作品です。毎回思うのですが、美術品等、絵や彫刻でここまでを表現できることは、それができない(苦手)な者にとっては本当に素晴らしい能力だと思います。
 
さて、今回の美術展ではおまけ的な企画で、「Fun with Collection 2012 彫刻の魅力を探る」も開催されてました。彫刻ができるまでをそのものの展示と映像で解説しています。小さい企画ではありますが、それなりに楽しめる企画です。
 
 
上の2つの美術展、展覧会については、「手の痕跡 国立西洋美術館所蔵作品を中心としたロダンとブールデルの彫刻と素描」の観覧チケットが必要となりますが、「マックス・クリンガーの連作版画――尖筆による夢のシークエンス」は、常設展の観覧券で観る事が可能です。もちろん、企画展の半券でも、常設展に入れるので、観覧可能です。
 
物語の中の挿絵となる版画作ですが、これが結構見ていると面白い内容です。物語事態は読むと頭の中で想像が出来上がりますが、それを絵(版画)にするとこうなるのかって感じです。なかなか面白い企画だと思います。
 
イメージ 4さて、最後に毎回お馴染みの展覧会図録の紹介です。
 
ページ数は204ページ(謝辞、ごあいさつ(日本語、英語)、目次、カラーページ、解説(日本語、英語)含む)でA4変版、ハードカバー表紙で\2,300でした。
 
しかし、よく知られている彫刻、例えば、「考える人」などよく知っているけど、いざ解説を読んで、そのできた経緯等を知るとまた、教養が高まります。結構「そうなんだ」と思わされる内容がいっぱいでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
これで、国立西洋美術館で開催されている3展の訪問記は終了となりますが、西洋美術館の庭に存在するロダンの彫刻を撮影してきましたので、その画像を掲載してしめたいと思います。
 
イメージ 5エミール=アントワープ・ブルーデル
弓をひくヘラクレス
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オーギュスト・ロダン
地獄の門
 
イメージ 7オーギュスト・ロダン
カレーの市民
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オーギュスト・ロダン
考える人
 
以上です。
 
昨日は、三井記念美術館で開催中の「ゆくとし くるとし ―茶道具と円山派の絵画―」も訪問しましたが、こちらは、別記事にてアップします。また、今日は山種美術館で開催中の「生誕100年 髙山辰雄・奥田元宋 ―文展から日展へ―」を訪問する予定です。
 
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