6月19日(日)は東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で開催中の「フランスの風景 樹をめぐる物語 -コローからモネ、ピサロ、マティスまで-」を訪問しました。

当美術展は、絵の中に「樹」が登場する絵画や版画作品を多く展示するものです。副題にもある通り、有名な画家から興味がないと知らない多くの画家が登場します。作品点数約110点を多くの美術館や個人蔵の作品まで集めている点が凄いところです。今回は個人蔵の作品が非常に多く、その点でも貴重なものだと感じました。
「樹」を題材したものなので、印象派に関する絵画が大半です。今年は、海外の印象派を扱った美術展を訪問する機会が少なく、その点でも新鮮な感じを覚えました。
日曜日の訪問にも関わらず、結構空いていました。その点も考慮しての訪問でしたが、一作品一作品をじっくり堪能でき、その点でも非常に良い美術展でした。
この美術展は、東京での開催が終わると、札幌、岐阜、山梨と巡回します。興味のある方はぜひともどうぞ。

A4版変型で147ページです。文献は無しで図版の掲載に絞っているここ最近では、珍しい図録です。価格は2,300円でかなりお手頃です。内容的にも妥当な価格設定ではないかと思います。
しかし、図版とその説明はしっかりとしているので、買いの図録である事は間違えありません。
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