9月19日(水)の鳥さんです。この日も春木川で野鳥の観察・撮影を行いました。ここ最近はずっと春木川(国分川)ばかりになっていますが、もう少し体調が回復したら谷津干潟なども行きたいと考えていますが・・・。
まずは、分水路の奥の水門近くに行きました。
最初は姿はよく見かけますが、撮影するチャンスに恵まれにくいカワラヒワです。

以前にも増して数が増えているように感じます。この個体はそのまま、対岸のヒマワリに移動します。




ヒマワリの種でも食べるのかと思いましたが、食べる事無くどこかに飛んでいってしまいました。
水門の近くでは、カルガモとコサギがともに一羽ずついました。


カルガモは採餌に余念がありません。コサギは暑さの為に喉を振るわせていました。ウなんかではよく見る行動ですが、サギ類でこの行動を見るのは久々の事でした。しかし、コサギの顔が苦しそうな感じです。

また、カワラヒワの集団が通過していきますが、一羽のみが取り残されます。




他の集団は先に行ってしまい、キョロキョロと仲間を探しているような仕草をしていました。
かなり以前から見る光景ですが、トンボが産卵しています。

上がオスで下がメスです。
分水路の下を通過し、もう少しすると春木川(国分川)に合流する小さな川にカワセミがいました。

この一枚を撮った後、すぐに奥の方へ飛んでいってしまいました。
少し上流に行き、子の神橋で何かいないかと見ていると先程まで大山橋近くの電柱にとまっていたカワウ2羽が私の頭上スレスレを通過し、川に着水します。黒いデカいものが通過したので、カラスかと思いました。

目が非常にきれいです。この2羽は仲良く並走しているように見えましたが、途中1羽がちょっかいを出し始め、逃避行して、また私の近くに来ました。



しかし、すぐに潜ってしまい、なかなか上がってきませんでした。
その上では、アオサギが別のアオサギに追い回されています。

ギョエーギョエーと鳴きながら逃げるのが何とも言えず、滑稽です。基本的にダイサギやアオサギなどの大き目のサギ類は似たような鳴き声を出します。まるで助けてくれというかのような・・・。しかし、追いかけられていなくても飛んでいる時にこの鳴き声をよく出します。
さらに上流に行き、今度は高杯橋付近からの光景です。川を挟んで左側にはアオサギが右側にはカルガモがいるといった光景です。

アオサギはいつになくピーンと伸びて何かを警戒しているような様子。


変わってカルガモは呑気に羽繕いな感じです。このアオサギは何に警戒しているのでしょうか。
しばらく見ていると今度はコサギがカルガモのいる側に現れました。


こちらも羽繕いを始めますが、本当に白い色がきれいです。白いので汚れそうな感じがするのですが、いつも真っ白です。
上流に少し進むとまたカルガモが・・・

しかし、ここ最近コガモを見ないです。黎明橋付近に着くとここでは久々にカワセミを見る事ができました。




胸の橙色があまりきれいに出ていないメスになります。一度、採餌の為のダイブをしましたが、見事に逃げられてしまいました。
その近くにはハクセキレイもいました。

と、最近はあちらこちらにいます。これも今年は数が多いように感じます。
国分川はここで終了なので、折り返しますが、途中あまり鳥に巡り合えず、紙敷川の調整池も草刈り中なので、やはり見られず、分水路の奥でもほぼ見られず、分水路の始点付近に戻ってきました。
そこにはバンの幼鳥がいました。




岸の方に昇って行きますが、途中コケます。その後はまるで、「見た?」って感じの仕草。
しばらくすると入水します。



口を大きく開けて怖い顔つきになりますが、ただ採餌しているだけです。
また、アオサギが追いかけられています。一羽が木にとまりますが、こちらは追いかけていた方です。

追いかけられていた方は、どこか遠くに飛んでいってしまいました。
最後の最後でカワセミ登場です。





やたらとキョロキョロとせわしなく動くカワセミです。もうそろそろ暗くなるので、その前にもう少し腹を満たしたいのでしょうか、水面方向をかなり真剣な面持ちで見ていました。
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